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愛おしい貴方・作品SS集
第6章 禁断バトル・絶対見返してやるんだ(禁断背徳)
理に叶っていたって、そう簡単に割り切れるものじゃない‥
いきなり私に変えろと言われても、どうしていいのか??
「・・・・っ!!」
"ガッチャン!!"
「・・・・・はぁ‥」
つい、部屋に持ち込んでいた、祖母から貰った観葉植物を床に叩き付けてしまった・・
何事かと、数名の秘書が見に来たが、俺の状況を見て、何も言わずに戻って行っただけ。
「・・・・全く‥‥」
自分でやってしまった事なので、仕方無く掃除しながらも、考えるのは葉山さんの"納得出来るまで"という言葉。
という事は、これからまだまだこんな事が続く‥そう思うと少々気が重い‥
俺は何処まで、葉山さんに振り回されるんだ?
「・・・・・私‥」
子供の頃から、会長を見ているから、私という表現法は知っている‥
思っている以上に、穏やかに聞こえる事も‥‥
それが出来るのか?
ずっと俺と言って来たのに??
「適材適所‥見た目に合わせろ‥
それが‥‥私のイメージ」
自分で言って見て、そこまで違和感が無い事に気が付いた‥
この感じだと、出来るかも知れない。