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愛おしい貴方・作品SS集
第6章 禁断バトル・絶対見返してやるんだ(禁断背徳)
「・・・・っ!!」
"ガッチャンッ!!"
これで何度目だろう、観葉植物を投げ付けたのは??
その度に、休みを利用して、祖母に変わりの観葉植物を貰って来るのがなんともまた‥
『伊織さん、早乙女邸ってそこまで植物が駄目だったかしら??』
祖母にこう言われ、何も言えなく観葉植物を貰って帰るのが、何時ものパターン。
間違っても言える訳がない‥
ストレス解消の為に置いてあるなど‥‥
(どうにかしないと、こっちが参ってしまう‥)
葉山さんは宣言通り‥
という事は納得していない、後出来る事は??
「私の‥‥出来る事‥」
今はスレスレでも、表現法を私にし、通常の秘書業務は普通にこなしているが、まだ葉山さんは納得しない。
「考える前に行動‥‥」
この後は本社へ行き、書類の回し‥
これが本社内隅々まであり、各課の様子見も兼ねる仕事。
「遠藤、出来上がりの書類も頼みます」
「・・・・・はい」
先ほどの上がりの書類、という事は重役スペース。
「相変わらず不服そうですね?」
「・・・・・いえ」
「先読みくらい出来なければ、本社秘書と変わりありません‥
向こうで、やり直しますか?」
「申し訳ありません葉山さん」