この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしい貴方・作品SS集
第9章 あの日の夜の真実(契約的束縛)



上手く刀谷だけを屋敷の外に連れ出し、停めてあった車に乗り込み、湾岸線までひた走る。


この辺りで、何処が一番人が来ないか?
夜の湾岸線‥倉庫街は荷物の搬入も無く無人、そう踏んだ為‥‥


30分程走り、車は倉庫街に‥
軽く人の気配を探って見たが、やはり人気は全く無い。


適当な倉庫の前で、私は漸く車を停めた・・



「この先になります」


「ああ‥‥」


車を下り刀谷を連れ立って、倉庫の中ではなく、倉庫と倉庫の間の裏側へと案内‥
これが私の本当の目的‥‥



「・・此処か?」


「ええ・・・」


辺りを見渡す刀谷、だが女も人も誰も居ない場所。



「どういうつもりだ?
女すら居らんだろうが!?」


怒る刀谷に対し、私は冷静を装っては‥いる。



「・・・
そうですね、誰も居ない‥
何故なら、廃棄されるのは刀谷‥貴方だからですよ‥‥」


「貴様・・・」


危険を感じたのか、体格にモノを言わせ、私に襲い掛かろとする刀谷‥
だが私は、突進して来る刀谷を、片手だけで押さえ付け地面に転がした。



/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ