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愛おしい貴方・作品SS集
第10章 早乙女邸の裏秘書達1(禁断背徳・契約的束縛)
「・・お待たせしました‥
第1秘書の遠藤伊織です、これから暫くの間2人の担当になります」
パッと見は・・
私や葉山さんのような穏やか系と、私より少し年下だろうか?茶というより金髪に近いやんちゃ系。
「仁科悠人です、本日からお世話になります」
「宮野要‥宜しく‥‥」
これは見た目通りか?
「宮野、挨拶はしっかりですよ?」
「仁科ぁー
俺、こういうの苦手なんだよ‥分かるよな?」
「分かりますが‥‥」
どうやら仁科という人物の方が、宮野を抑えているよう‥
仁科悠人、こちらはなかなかに素質がありそう。
「先ずは、基本からになります‥
秘書という仕事上、回って来た書類の整理と打ち込みは必要不可欠、それぞれに端末を回しますから、此処にある書類の整理をお願いします」
「分かりました」
「はーい‥」
問題は宮野要‥
品格素行‥口の聞き方に問題あり、後は監視カメラから仕事の早さを見ていれば良い。
「では私は通常業務がありますのでこれで‥‥」
普通は1日ではこなせない量、2人はどれくらい出来るのだろうか??