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愛おしい貴方・作品SS集
第10章 早乙女邸の裏秘書達1(禁断背徳・契約的束縛)
「・・・
すげー量・・・」
「多いですね‥
試されている、そんなところでしょう‥
黙っていたって減りません、やりますよ宮野?」
試す‥適性判断だという事くらい私にも分かる‥
私達4人、それぞれ得意分野はバラバラ・・
「仕事は良いんだけどさぁー
お屋敷という時点で抵抗感バリバリ」
「此処の当主は男性です、それも女性率は限りなく低めと聞いています‥
宮野に取ればありがたい場所では?」
「頭では分かってるんだけどなー
あっ仁科、書類仕分けてくれたら俺が打ち込む」
「まあ‥そうなりますね‥
端末は宮野の方が得意ですし、仕分けが終われば私も手伝いますが‥‥」
「仁科そこまで得意だった?」
「最低限は‥
どうにかなりますよ」
宮野の屋敷嫌いも相変わらず‥
これは仕方ない、環境が悪過ぎたせい。
そして私‥
別段可もなく不可もなく‥
時間は掛かったが、最低限端末操作は覚えたが、私的には不得意分野に近い。
前半の追い上げは宮野に任せ、仕分け終わってから私も端末に向かう。
適性判断‥
どちらかと言えば、私達4人の性格の方が問題だろう。