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愛おしい貴方・作品SS集
第10章 早乙女邸の裏秘書達1(禁断背徳・契約的束縛)
「なるほど、処理という点では宮野要が上‥
人を操るという点では仁科悠人が上、上手いコンビプレーですか・・」
作業部屋で自分の仕事をこなしながらも、2人の動向を監視中。
「そう言えば、もう1人入りましたね‥
確か厨房担当とか‥‥」
手元の資料を探せば、今回の4人と女性1人の簡単な経歴が載った資料がある。
「八神美波‥
微妙な年齢ですね、暫くは厨房専属が良いのでしょう」
彼女の性格がまだはっきりしない以上、美紀様に会わせる訳にはいかない。
それでなくても珍しい20代女性‥
美紀様の方は、気付いたら気になって仕方ないだろう、あまり話し相手も居ないこの屋敷なのだから・・・
「手早いですね宮野?」
「ソフトもハードも得意なの!
仁科‥は意外に普通!?」
「人並みですよ‥
情報処理としたら普通ラインだと思いますが?
私から見れば宮野が早過ぎです」
「・・・
何でも出来ると思ってた・・・」
「買い被り過ぎという言葉を知ってますか全く‥
私だって得意不得意くらいあるんですがね?」
いや、俺は無いと思ってた‥
仁科って苦手って言葉無いじゃん!