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愛おしい貴方・作品SS集
第13章 ベルリンでの裏事情(契約的・秘書2課)
美波が、とても興味を持っている感じが伝わって来る‥
どうやら散歩がてら出て来たこの場所で、見付けた日本人男女の夫婦を凄く気に入ったよう。
美波が気に入ったのでしたら、私に文句は無い、全面的に協力‥
だから彼‥雲母さんにミュンヘンを進めた。
ミュンヘンは私のテリトリーだから・・
「美波、今日の夜は‥‥分かりますね?」
「ええ悠人、分かっています」
私達はベルリンに遊びに来た訳では無い‥
夜は私達の時間、とはいえ盟主の仕事とは少し違いますが。
今日は空きが無いので、明日の朝空港で待ち合わせ‥
4人で私所有の個人ジェットでミュンヘンに行く約束をし、陽菜さんと雲母さんとは別れた。
「・・良かったんですか悠人?」
「美波がその気でしたら、私は協力を惜しみません‥
それに居城に帰るついでです、2人も4人も変わりありませんよ?」
「そう‥ありがとう悠人」
「いえ‥美波からそうしたいという気持ちは伝わって来たので‥」
「やっぱり分かるんですね、この1年の賜物かな?」
「頑張りましたから美波は‥‥」
日本からドイツに来て、美波も少し変わった‥
より盟主らしく‥それは美波が望んだ事。