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愛おしい貴方・作品SS集
第13章 ベルリンでの裏事情(契約的・秘書2課)
朝目が覚めるのは私の方が先、美波は夜の行為で深く眠ってしまっているのもありますが。
「・・・ん・・・
・・・おはよう悠人・・・」
「おはよう美波・・
今日は目覚めるのが早いですね?」
「うん‥‥
昨日の陽菜ちゃんで気になる事があったから、目が覚めたみたい」
「昨日?
・・・何かありました美波?」
まだベッドで寄り添いながら、朝の軽い会話‥
こんなのもドイツに来てからの事。
「今日ミュンヘンって言ってたよね?
ニンフェンブルク宮殿は一般でも入れるけど、陽菜ちゃんが言ってたマリエン広場の塔って予約制じゃなかった??」
「マリエン広場の塔‥
ああ、あの場所ですか、確かに予約制だったと記憶にあります」
「どうせなら一番良い景色を‥‥だよね悠人?」
これは遠回しの美波のお願い、ミュンヘンは私のテリトリーだと美波は知っている。
「そういうお願いには弱いですね私も‥
ルークがミュンヘンに居ますから、連絡して見ます」
「・・くすっ・・」