この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしい貴方・作品SS集
第13章 ベルリンでの裏事情(契約的・秘書2課)
車の運転は勿論私、美波は国際免許を習得はしたが、未だペーパードライバーのまま、運転するのが怖いらしい。
空港で借りている専用駐車場に車を入れ、小鳥遊夫婦と合流‥
その少し前に美波から『余計な手出しは無し』と、しっかり釘を刺されましたが・・
フライトは予定通り‥
飛行中は美波と陽菜さんが騒いで、これはこれで美波も楽しそう、普段こう‥‥楽しむが少ないだけに、今だけは好きにさせたい私の思い。
ミュンヘンに付き、拠点である屋敷に2人を案内して私達は別れた‥
新婚旅行、あまり野暮が過ぎてもお節介になってしまう、その程度の人の知識は私にだってあるつもり。
別れてから、私と美波は地下クラブがある劇場へ一直線‥
今日は日本人としてショーに出る予定が組まれている。
「ミュンヘン観光ですか、最近はあまり良い話は聞きません」
「・・・悠人??」
一番奥の個室で、調教師衣装に着替えながら、最近のミュンヘン事情を少し考えて見た。
「・・・日本人需要が上がっているんです‥
その為Cross selsの無階級が、ミュンヘンで日本人観光客狩りをしているという話が入って来てます、当たらなければ良いんですが」
「日本支部が壊滅したから?」