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愛おしい貴方・作品SS集
第13章 ベルリンでの裏事情(契約的・秘書2課)
「ええ‥‥
中央が新たに支部とクラブを作ったと言っても、軌道に乗せるまでには、それなりに時間が掛かります‥
その間の日本人取引は0ですから、日本人を所望する買い手が増え金額も跳ね上がっているとか、多分その利を狙っているんでしょう」
「・・・嫌な話ね・・・
陽菜ちゃんが捕まらない事を祈るわ」
「私もそう思いますよ美波」
地下クラブに入ってから、美波はしっかり調教師として振る舞っている‥
何時の間にか上手くなった使い分け、必要な事なので私はそれに口出しはしていない。
「今日は悠人の方が先の順番よね?」
「美波は今日は男性調教ですから後です‥
此処は男女別で調教ショーを行っていますので‥」
「じゃぁ少しゆっくりしているわ、昨日から移動しっ放しだもの」
「私は先に行きますよ、その内ルークも合流するでしょうから、後はルーク任せです」
「・・・そうね・・・」
寛ぐ美波を見て、私の方はショーの舞台裏に向かう‥
こうして時々調教師をやっているのは、感を鈍らせ無い為‥‥何時か全員を集め日本へ、その為の下準備。