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裸身
第5章 志願者
『ああ、いい眺めですね。恥ずかしそうにしていますが、本当に恥ずかしい姿ですよ。嬉しいでしょう?』

『は、恥ずかしい……』

南京錠の付いた赤い首輪。
乳首が見えそうなくらい大胆に開いた胸元を強調する、締め込まれた黒のレザーのウルトラミニワンピース。
ガーターストッキングにロングブーツ。

真っ赤なルージュに、大きなウェーブのロングヘアーのアップ。

もちろんノーブラノーパン。後ろ姿は、紐絞めタイプのワンピースで背中から尻までが、縦に腕一本分丸見えで、クロスされた絞め紐が厭らしい。


『ご覧なさい。どうですか?律子はもう感じはじめていますね。口では恥ずかしいと言いながら、嬉しいのでしょう。嘘つきにはお仕置きです。』

『んんっ!』

『嘘をつく口は要りませんからね。』

開口具が嵌められ、ぱっくり大口を開けたところにボールギャグが嵌め込まれた。

よだれが垂れ流しになることは必至。口もきけない。

『四つ足で行きます。さっさと四つ足になりなさい!』

首輪にリードが付き、直人に引きずられるようにエレベーターへと向かった。

律子の下半身は露出され晒し者状態。更に、下を向いた口からよだれは垂れ流している。

エレベーターは地下へと潜っていった……


薄暗いイメージも陰湿なイメージもなく、律子の描くSM像から掛け離れた空間だった。


口枷が外された。

木製の椅子に座らされた律子は辺りをキョロキョロと見回し、落ち着かない様子で、直人の言葉を待っていた。

『そうやって、背もたれのある適度なサイズの椅子に座ると、律子の恥ずかしい姿も気にならないのでは?』

『そういえば……』

『特別刺激のないこの部屋に興味がいって、自分の姿を忘れましたね。』

『えぇ、拍子抜け的な。』

『ここでは、律子を観察します。私は律子に触れたりはしません。さあ、始めますよ。』


6畳程の部屋だと思われた目の前の壁が開き、そこにゆったりとした、仕掛け椅子が姿を現した。
スチール製のようだ。

『座りなさい。』

『はい。』

膝を嵌める場所、腕を乗せる場所があらかじめ出来ていて、両手両足はそこに充てた。拘束はされていない。

ヘッドフォンが充てられ、目の前にスクリーン………



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