パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 志願者

(あーあ、よく出ますねぇ。まだ水分補給もしてないのに。やはりガバガバだと緩いんですかね。)

またしても屈辱的な言葉が飛んだ。
怒り、名誉毀損だと叫ぶところなのかもしれないが、律子は屈辱が快感になっている。


もっとなじって！

もっと蔑(さげす)んで！

もっと嘲笑して！

もっと！もっと……


磔台から乱暴に引き下ろされた律子は、金網ではないかと思うようなベッドに転がされた。

(四つん這い)

言われるままに四つん這いになる。尻を高く上げ、腕と胸ははいつくばるように金網に密着された。

催淫クリームの効能はもうない。しかしそれ以上に心理的に疼き悶える躯は、もう目茶苦茶に扱われたい欲求の塊となっていた。

(浣腸してないから、アナルは処女のままにしてあげよう。欲しければ次回ね。)

蜜壷に何かが入った。多分ローター。
金網の目から飛び出た乳首がクリップのようなもので挟まれたのだろう。

『うぎっ！痛いぃ…』

挟まれた乳首が伸びているような気がしたとたん、頭の中がスパークして、ずしりと強烈な重みと激痛が走った。

(じきに最高の快感になるさ。辛いかい？嬉しくて仕方ないだろ？さあ、スイッチを入れてあげよう。)

ランダムに電流が乳首を襲う。蜜壷のローターが暴れ始める。

『んぎゃああ！あーっ！んあっ、あっ、あひぃ、あひぃ、ひゃあああ！！』

重みで伸びた乳首がちぎれそうな激痛と、ビリビリくる電流にいたぶられる。

腹の中でブルブル振動する快感と交錯する激痛。

尻を掴まれ……

『うぎゃああああっ！』

噛み付かれた。

直後、蜜壷に何かがあてがわれ、それは男のものであることを察知した。

『嫌ーっ！入れないで！本物は誠だけよーっ！』

思わず叫んでいた。ここまで晒し、淫乱に貪欲に、快楽を求めるだけのメスに成り下がりながら、それでもそこは、夫、誠以外には弄ばれるのを強固に拒む律子だった。



躯は逝き続けて、被虐と快感に喘いでいるのに、男の挿入を拒む律子。


(そうですか。では続きは旦那様にしていただきなさい。充分に快楽に溺れることは出来たでしょう。)

スイッチは切れ、ローターは抜かれ、乳首も解放された。