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裸身
第6章 ふたつの顔の女
体育座りで足を開き、既に半起ちのそれを握る。
もう片方の手は己の乳首を転がしている。

部下には、いや、誰一人にも見せられない情けない男がそこに居た。

『お前は女のように、乳首も感じるのか?』

『ぅあ…はい…うう、女王様ぁ…』

ぅおっ…おっ、おっ、

ああぁ!あうぅ、あうぅ、

はっ!はっ!はっ!はっ…

『やかましい!静かにしごけ!』

男は、この情けない姿を見られることで、より一層感度を上げているようだ。

『あーっ!逝きそうです、あっ、あっ、あっ』

『だめだ。』

ビシッ!

『ぅがああーっ!お許しを…』

胸の辺りをめがけ、バラ鞭を放ったのだ。

『寸前止めなどしない。今のは情けだ。今後はひたすらもがくことになる。しくじったら、その貧相な一物に鞭が飛ぶ。使い物にならなくなってもいいなら、飛沫を放つがいい(笑)』

逝かそうとするキャシーと、逝くことを禁じられもがく、男の哀れな姿の攻防は、キャシーの完全勝利だった。


ぐったりした男を踏み、唾を吐き、高笑いのキャシー。

『さて、罰をくれてやる。自分で剃毛しなさい。その後に、お前の好きな鞭をやろう。もちろん罰だから、その貧相極まりない一物にね(笑)これでしばらくは不能だ(笑)』


残酷な………

キャシーの人気の秘密はこれなのか………


現実に、サウナやスーパー銭湯など行ける身体ではない。傷や痣だらけなのだから。しかし、剃毛となると話は少し違ってくる。伸びるまで相当の日数を要するからだ。


『さっさと始めなさい!』

男に近寄り、首輪にリードを着けた。躊躇している男の首を引っ張るためだ。


『はい…女王様…始めます。』


ジョリ… ジョリ…

ジョリ… ジョリ…


普段は権威をひけらかし、堂々としている筈。それが今、背中を丸め、己の股間に剃刀をあてている惨めなマゾ豚に成り下がっているのだ。


『いい眺めね(嘲笑)』

どれほどのストレスを抱えているのかしら……
上に立つ人にしか分からないストレスが、こんな方法に駆り立てるのね、きっと……

ポーズの笑いの中で、清香はそんなことを思っていた。




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