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裸身
第8章 架空の世界の中で
『ははん、生姜焼きですか。』

『お嫌いですか?』

『大好きですよ。いいですねぇ、綺麗な千切りキャベツにきゅうりとトマト。見た目も素晴らしい。』

(嫌味か、こいつ。たいしたことないじゃない。やーな感じ。)

『では、いただきます。』


あたしの、奴を見る目が変わったのはその直後。
正しく持つ箸、綺麗な食べ方。
それだけで清潔感を覚え、ちょっといい人かも?って思ってしまった。


『ご飯も、俺好みの硬さ、凄く美味しかったですよ。ご馳走様(笑)』


お茶を出し、あたしは片付けのためキッチンにいた。



『シャワーを浴びて着替えてください。』

『ひやっ!』

『驚かせましたか、すいませんね(笑)』



シャワーを浴びてる間に、あたしの服が無くなっていて、代わりに寝巻が置いてあった。浴衣のような感じ。
下着を付けていないので落ち着かない……


『今夜は俺の気分で『和』にしてみた。いい色気が漂っているじゃないか。』

『あ…ありがとうございます。』

『さあ、行こう。』

えっ?どこへ?何?
あ、奉仕の時間か……
気乗りしないなあ……


連れていかれた先は永岡の部屋。
わざと焼いたであろう、黒光りした柱の和室はマイナスイオンの中に居るように落ち着いた。


不意に後から抱きしめられ、おっぱいを揉みながら永岡は言った。

『今夜から瑠美子は俺のダッチワイフになるんだよ。嫌とは言わせない。満足させてあげようね。』

『永岡さん…』

『龍谷さま。』

『はい、龍谷さま…あっ…あふぅ…』

雪見障子の前で、あたしは寝巻を捲られた。

くるりと永岡の胸に顔を埋められた。
剥き出しになった太股をサワサワと撫でられ、あたしは全身の力が抜けていく……気持ちいい……




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