この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
裸身
第8章 架空の世界の中で
永岡の愛撫はマシュマロのように柔らかく、うっとりとさせた。

吐息が漏れる……

『優しい愛撫と激しい抜き差しが自慢なんだ。狂おしく淫らに喘ぎ悶えるさまを見せてくれ。』


言われるまでもなく、既に蕩けてしまいそうな優しい愛撫に、もう何も考えられなくなっていた。

浮遊してる……

温もりの中で泳いでいる……

吐息が喘ぎに変わっていた。

海の底に引き込まれるような感覚に襲われる。

一瞬、躯に力が入り、無力となって躯が崩れ落ちていった……


永岡は、太股を撫で、静かに入り込んだ舌で口の中をなぞり、ふんわりと乳房を揉みしだいただけ。

なのに


なのに


あたしは蕩けた……



マイナスイオンのその部屋の、森の香漂う布団に沈む。


しなやかな指が寝巻を解く……

紅く染まった、高揚したあたしの裸体があらわになった。


乱れた後れ毛を撫で付け、口元に微笑みを浮かべた永岡に、最初に感じた『キモさ』はもう感じない。不思議な男がそこに居た……


優しい眼差しがあたしの躯を這う。


湯上がりのほてる躯とは違う、疼きのような落ち着かないあたしの躯……

見られることがこんなにも恥ずかしく

見られることがこんなにも疼かせる

焦れったいくらい、触れるか触れない指先。

視線が指になる。

腰が揺れる。
蜜が溢れる。



『あ、あ、あ、あっ…』
『んふぅ…はぅぅ…はぅぅ…』

悶えとも喘ぎともつかない吐息が漏れる………




/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ