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裸身
第8章 架空の世界の中で
永岡の愛撫はマシュマロのように柔らかく、うっとりとさせた。
吐息が漏れる……
『優しい愛撫と激しい抜き差しが自慢なんだ。狂おしく淫らに喘ぎ悶えるさまを見せてくれ。』
言われるまでもなく、既に蕩けてしまいそうな優しい愛撫に、もう何も考えられなくなっていた。
浮遊してる……
温もりの中で泳いでいる……
吐息が喘ぎに変わっていた。
海の底に引き込まれるような感覚に襲われる。
一瞬、躯に力が入り、無力となって躯が崩れ落ちていった……
永岡は、太股を撫で、静かに入り込んだ舌で口の中をなぞり、ふんわりと乳房を揉みしだいただけ。
なのに
なのに
あたしは蕩けた……
マイナスイオンのその部屋の、森の香漂う布団に沈む。
しなやかな指が寝巻を解く……
紅く染まった、高揚したあたしの裸体があらわになった。
乱れた後れ毛を撫で付け、口元に微笑みを浮かべた永岡に、最初に感じた『キモさ』はもう感じない。不思議な男がそこに居た……
優しい眼差しがあたしの躯を這う。
湯上がりのほてる躯とは違う、疼きのような落ち着かないあたしの躯……
見られることがこんなにも恥ずかしく
見られることがこんなにも疼かせる
焦れったいくらい、触れるか触れない指先。
視線が指になる。
腰が揺れる。
蜜が溢れる。
『あ、あ、あ、あっ…』
『んふぅ…はぅぅ…はぅぅ…』
悶えとも喘ぎともつかない吐息が漏れる………
吐息が漏れる……
『優しい愛撫と激しい抜き差しが自慢なんだ。狂おしく淫らに喘ぎ悶えるさまを見せてくれ。』
言われるまでもなく、既に蕩けてしまいそうな優しい愛撫に、もう何も考えられなくなっていた。
浮遊してる……
温もりの中で泳いでいる……
吐息が喘ぎに変わっていた。
海の底に引き込まれるような感覚に襲われる。
一瞬、躯に力が入り、無力となって躯が崩れ落ちていった……
永岡は、太股を撫で、静かに入り込んだ舌で口の中をなぞり、ふんわりと乳房を揉みしだいただけ。
なのに
なのに
あたしは蕩けた……
マイナスイオンのその部屋の、森の香漂う布団に沈む。
しなやかな指が寝巻を解く……
紅く染まった、高揚したあたしの裸体があらわになった。
乱れた後れ毛を撫で付け、口元に微笑みを浮かべた永岡に、最初に感じた『キモさ』はもう感じない。不思議な男がそこに居た……
優しい眼差しがあたしの躯を這う。
湯上がりのほてる躯とは違う、疼きのような落ち着かないあたしの躯……
見られることがこんなにも恥ずかしく
見られることがこんなにも疼かせる
焦れったいくらい、触れるか触れない指先。
視線が指になる。
腰が揺れる。
蜜が溢れる。
『あ、あ、あ、あっ…』
『んふぅ…はぅぅ…はぅぅ…』
悶えとも喘ぎともつかない吐息が漏れる………