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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢

ねっとりと濡れた紅いそれは大紋の聳り立つ長大な牡を包み込み、締め付け、妖しく蠢いている。
大紋は余りの快感に低く呻く。
「…いいよ…凄い締め付けだ…たまらないな…」
後ろから暁の儚げな小さな乳暈を摘み上げ、愛撫する。
「…ああっ…やめ…っ…て…!」
胸が感じやすい暁は甲高い声を上げた。
大紋はすかさず、暁の可憐な唇を大きな掌で塞ぐ。
「…声を立てると使用人が来るよ…」
はっと我に返った暁が口を噤む。
「…お美しいお坊ちゃまが…旦那様の親友に後ろから犯されて悦んでいるんだ…。どんなに驚くだろうね…」
ゆるゆると腰を遣いながら、大紋は言葉で嬲る。
「…ああ…いや…いわないで…」
繊細な暁はふっと想像し、身震いしながら羞恥で啜り泣く。
「…こんなふうに…男に激しく突かれて…感じている…綺麗な暁様…下僕はきっと興奮するだろうな…」
「…んんっ…!…や…急に…突かないで…は…ああ…んっ…」
ゆっくりな抽送を止め、力強く腰を遣いだす。
暁に声を上げさせるためだ。
暁は必死で声を堪える。
その美しい唇を背後から荒々しく手で塞ぐ男が、硝子の窓に映し出されていた…。
男はまるで美しい青年を無理やり犯す野卑な獣のようだ。
そんな自分に歪んだ快楽を得る。
痛いほど昂まる牡で容赦なく淫肉を犯す。
「…君は…どれだけ僕を骨抜きにしたら気が済むんだ…」
眉を顰めながら、華奢な青年を嬲るように攻める。
「…んんっ…ああ…ん…」
声を立てまいと耐える暁は、憐れなほどに美しくいやらしい。
潤滑油のクリームと、暁の体液と大紋の先走りの牡液が混ざり合い淫靡な水音を部屋中に響かせる。
「…いやらしい…こんな音を立てて…まるで淫乱な雌猫だ…」
酷く詰られ、暁は涙ぐむ。
「…ひどい…そんな…」
「君は淫乱な雌猫だ…僕がこうやってその淫らな穴を塞いで、犯してやらないと生きていけないんだよ…わかるかい…」
「…んっ…わか…ります…ああ…」
「…他の誰でもだめだ…礼也でも…」
兄の名前を出されて、暁は潤んだ瞳をぼうっと瞬かせる。
「…にいさ…ん…」
礼也の名前を聞き、違った反応見せた暁に大紋は胸が焼け付くほどの妬心を覚える。
「…礼也にこうされたいの…?」
暁は怯えたように首を振る。
「…ちが…います…」
その様子は腹立たしいほどに可憐だ。
大紋は苛立ちながら、暁の顎を後ろに捩向ける。
「…礼也に犯されたいのか⁈」
大紋は余りの快感に低く呻く。
「…いいよ…凄い締め付けだ…たまらないな…」
後ろから暁の儚げな小さな乳暈を摘み上げ、愛撫する。
「…ああっ…やめ…っ…て…!」
胸が感じやすい暁は甲高い声を上げた。
大紋はすかさず、暁の可憐な唇を大きな掌で塞ぐ。
「…声を立てると使用人が来るよ…」
はっと我に返った暁が口を噤む。
「…お美しいお坊ちゃまが…旦那様の親友に後ろから犯されて悦んでいるんだ…。どんなに驚くだろうね…」
ゆるゆると腰を遣いながら、大紋は言葉で嬲る。
「…ああ…いや…いわないで…」
繊細な暁はふっと想像し、身震いしながら羞恥で啜り泣く。
「…こんなふうに…男に激しく突かれて…感じている…綺麗な暁様…下僕はきっと興奮するだろうな…」
「…んんっ…!…や…急に…突かないで…は…ああ…んっ…」
ゆっくりな抽送を止め、力強く腰を遣いだす。
暁に声を上げさせるためだ。
暁は必死で声を堪える。
その美しい唇を背後から荒々しく手で塞ぐ男が、硝子の窓に映し出されていた…。
男はまるで美しい青年を無理やり犯す野卑な獣のようだ。
そんな自分に歪んだ快楽を得る。
痛いほど昂まる牡で容赦なく淫肉を犯す。
「…君は…どれだけ僕を骨抜きにしたら気が済むんだ…」
眉を顰めながら、華奢な青年を嬲るように攻める。
「…んんっ…ああ…ん…」
声を立てまいと耐える暁は、憐れなほどに美しくいやらしい。
潤滑油のクリームと、暁の体液と大紋の先走りの牡液が混ざり合い淫靡な水音を部屋中に響かせる。
「…いやらしい…こんな音を立てて…まるで淫乱な雌猫だ…」
酷く詰られ、暁は涙ぐむ。
「…ひどい…そんな…」
「君は淫乱な雌猫だ…僕がこうやってその淫らな穴を塞いで、犯してやらないと生きていけないんだよ…わかるかい…」
「…んっ…わか…ります…ああ…」
「…他の誰でもだめだ…礼也でも…」
兄の名前を出されて、暁は潤んだ瞳をぼうっと瞬かせる。
「…にいさ…ん…」
礼也の名前を聞き、違った反応見せた暁に大紋は胸が焼け付くほどの妬心を覚える。
「…礼也にこうされたいの…?」
暁は怯えたように首を振る。
「…ちが…います…」
その様子は腹立たしいほどに可憐だ。
大紋は苛立ちながら、暁の顎を後ろに捩向ける。
「…礼也に犯されたいのか⁈」

