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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢
暁の身体は相変わらず感度が良く、絶品だった。
窓硝子の前に立たせて後ろから性交するという、暁が恐らくは死ぬほどの羞恥を味わせたのも、暁は羞恥を覚えれば覚えるほど、その身体は燃え上がり、得もいわれぬ良い声で啼くからだ。
また、大紋は縣家の屋敷内で、暁の部屋で暁を抱きたかった。
もし露見したら二人とも身の破滅になりかねない危険な情事…
その危なげな背徳感が二人の性交を更に燃え立たせるのだ。

暁は、シャツを羽織ったままのしどけない…恐ろしく淫らな姿で暗い夜の闇を映す窓硝子に手をつき、背後から男の牡を受け入れていた。
…その顔は白く艶やかで…まるで夜の池で密やかに咲き誇る蓮の花のように美しかった。

大紋はゆっくりと焦らすように己れの痛いほど昂る牡をその熟しきった花筒の中に挿入した。
「…あ…っ…んん…っ…」
暁はほっそりした美しい首筋を反らせ、挿入の衝撃に耐える。
「…暁…前を見てごらん…」
暁は男の声に快楽に漂い始めた瞳を目の前の窓に当てる。
白い人形めいた麗しい貌には淫靡な色が濃く浮かんでいた。
唇は半開きになり、その奥の紅い舌がちろちろと覗いている。
ほっそりとした身体に浮かぶ二つの小さな花のような乳暈…なだらかな優しい曲線を描く華奢な腰…
その腰を背後の逞しい体躯の男が掴み、小さな双丘の狭間に猛り狂う雄々しい牡を埋めていた…。
そして、挿入の快美感により、暁のほっそりした花茎は勃ち上がり、冷たい窓硝子に押し当てられていた。
…あまりに淫らな光景に、暁は目を閉じる。
「…いや…」
「…目を開けて…見るんだ…自分のいやらしい姿を…」
大紋が静かに…しかし有無を言わさない口調で命じる。
「…ああ…い…や…こんな…」
「…見なさい…これが君の本来の姿だよ…淫らで美しく…そして尊い…」
男がゆっくりと腰を遣いだした。
力強い突きが暁の身体を前後に揺さぶる。
がくがくと次第に激しくなる動きを暁は冷たい硝子に手をつき、必死で耐える。
「…んっ…はあ…っ…んん…あ…いい…っ…」
大紋の熱く逞しい牡を肉筒で、襞の隅々で、感じ始める。
肉筒を抉られ激しい往復運動に、ぞくぞくするような快感を覚える。

男は暁のこの儚げで淫らな身体を容赦なく犯し始める。
己れの硬く勃ち上がった牡がその肉筒を激しく抽送する度に、花環の入り口が淫らに捲れ上がり、柘榴のように紅い淫肉を見せた…。





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