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暁の星と月
第13章 暁の星と月
月城の冷たい唇が暁の柔らかな唇を押し包む。
男の眼鏡のひんやりとしたフレームが頬に当たり、押し付けられる。
「…んっ…」
月城は一度唇を離し、眼鏡をゆっくりと外した。
眼鏡を外した月城の眼差しには生々しい男の艶めかしい欲情の色が浮かんでいた。
暁は思わず喘いだ。
月城の眼差しに誘われるように暁は起き上がる。
そして男のシャツの釦に手をかける。
「…脱いで…月城…。君の裸が見たい…」
月城は薄く微笑むと、暁の頬を優しく撫でる。
「どうぞ、ご随意に…」
震える手で釦を外す。
もどかし気にシャツを脱がす。
細身だが、美しい筋肉に覆われた均整の取れた裸が露わになる。
なめし革のように美しい肌…。
暁は思わず男の肩にくちづけする。
「…綺麗だな…君は…」
ため息まじりに呟く。
そのまま男のスラックスのベルトに手をかける。
金具を外し、スラックスの前立てを開く。
下着の下の男の牡は凶器のように兆し、昂っていた。
余りに雄々しく美しい像に、暁は瞳を潤ませて喘ぐ。

躊躇する暁の華奢な手に月城のひんやりした手が重なり己れの牡に導かせた。
「…あ…っ…!」
「触ってください…貴方の綺麗な手で…」
男の劣情を帯びた声が耳元に響く。
「…月城…!」
暁は恐々と月城の牡を握りしめる。
華奢な手には余りある長大で硬く熱い牡だ。
「…ああ…すご…い…」
喘ぐように淫らに呟くと、暁は愛し気に月城の雄蕊を愛撫する。
熱く脈打つ牡を掌で感じているうちに、暁の淫欲が昂まる。
そのまま貌を近づけ、凶器のように猛々しい男の牡の先端にくちづける。
「…んっ…」
ゆっくりとくちづけを繰り返し、口に含む。

「…んっ…!…暁様…」
冷静な筈の男が思わず色めいた呻き声を上げた。
月城が感じてくれているのが嬉しくて、暁は丁寧に口淫を続ける。

暁の熱い口内…薄く滑らかな舌が月城の昂る牡を包み込む。
柔らかな頬の内側の肉と天鵞絨のような舌が月城の劣情を刺激するように愛撫を繰り返す。
暁の口淫は巧みで、しかも余りに淫らだった。
美味しい砂糖菓子を与えられた子どものように無邪気に舐め、吸いついたかと思うとふと貌を上げ、桜色に染まった美しい貌で淫靡に微笑った。

…何と美しく、淫らな方だ…!
月城は堪らずに暁の髪を掴み、昂ぶる雄蕊から引き離す。
「…は…あっ…ん…!」
暁の唇から銀色の唾液の糸が煌めいた。







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