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愛してるから罪と呼ばない
第1章 逃避行
ちゅぱ……ちゅ……ちゅ…………
「ここ、裂けてる。でも自分からお尻突き出していたってことは、もっとやって欲しかったんでしょ……?」
「はぁっ、はぁっ、んん……ああっ……」
「そんなにお尻、振らないの。消毒しづらいじゃん。美衣子さん、悶えすぎ」
菜穂が美衣子の患部を音が立つほど吸い上げながら、片手を美衣子の乳房に伸ばした。
「あひぎぃっっ……!!」
「ミルクの溜まった牛さんみたい。乳首、ばんばんに腫れてるよ。おもちゃぶら下げてそんなに嬉しい?」
ヴゥゥゥン……ヴゥゥゥン…………
くに……たぷん、くにくに…………
「あっ……あああ…………」
香凜はディルドを撹拌していた。
玩具と粘膜の釁隙を、間断なく蜜が溢れる。肉壁は、けだし軟体動物だ。美衣子の裸体が振り乱れるほど、彼女の嬌音が切羽詰まるほど、おそらく香凜の子宮に繋がる肉襞は、異物に食いついて、絡みつく。
「いやらしい顔……美衣子さんをじっと見て、香凜……今で七回イッてるよ」
明答だ。
香凜が銀白色にさらわれたのは、まさしく七回。あと一回さらわれるまで、美衣子はローターと乗馬鞭に喘がねばならない。
「ああああっ……なっ、七回……あっ、香凜、もうそんなにイッたの……可愛いわ!香凜!どうでも良い……愛してる……!!」
美衣子が再び虐待されて、まもなく香凜を吊り上げていた糸が切れた。
菜穂は美衣子をローターから解放して、性器を乗馬鞭で貫いた。香凜にとりつけられたのは、ペニスパンツだ。菜穂は香凜に、美衣子のアヌスを貫くよう命じた。誰も冒したことのない秘境。香凜が美衣子を自分だけのものに出来る、唯一の結合手段。香凜は美衣子を二人分の愛液でほぐすと、恥丘から伸びたレプリカの狂気を消化器官にねじ込んだ。
「ああああああああっっっ…………!!」
快楽が美衣子の溜飲を下げた。溜飲を下げざるを得ないところまで、美衣子の慚愧は彼女を追いつめていた。
香凜は美衣子に愛を語って、美衣子は香凜を抱き締めた。
可愛い人。自由な人。私を連れ出してくれた人。
拘束のとけた美衣子は香凜を抱いた。香凜は菜穂にも脚を開いた。それからまた、深い深い口づけを交わす時には美衣子の蹂躙に喘いで、彼女らも香凜の目交でまぐわった。