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契約的束縛・誘惑なる秘密
第3章 男達との再会ー本郷ー
日本の時みたく、超少人数でクラブを運営している訳じゃ無い‥
それにダルエスサラームには、まだ数ヶ所秘密クラブは存在する。
そんな中で俺の居る場所は、タンザニア支部内の一番大きいクラブで調教師なぞ余るほど居るんだ‥
だからこそ数少ない緊縛師は重宝され、こうして支部がある場所で権力者相手のショーの一員として活動。
「ロシア人女性‥
さてどう魅せるべきか‥‥」
緊縛師は俺1人しか居らず、ショーの構成も自分で考えなければならん‥
そう考えれば、日本では全て主催がショーの方向性を先に決め、俺達はただ従っていただけだという事に漸く気付いた。
相手を見極め、ショーの度に構成を変える、それがどれだけ大変な事か‥
今もロシア人女に、どんな衣装を着させ緊縛するか思案中。
「白人だと黒が似合うが、原色でもいけるか?
‥‥薄紫のワンピーススタイルのベビードールに、普通の麻縄‥‥こんなものだろう」
選んだのはスリットが深く、足元近くまで生地がある薄紫のベビードール‥
下着は着けさせず、この上から縄で緊縛していく予定。
「・・吊るせるか?
それに木‥‥生木のような安定感があるのが欲しい、出来るだろうかジルド?」
「そんな程度だったら、簡単に用意出来るわよ本郷‥
それから、ショーが終わってからで良いので、私の部屋に来て頂戴」
「??
・・分かった・・」