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契約的束縛・誘惑なる秘密
第3章 男達との再会ー本郷ー
ジルド・ルッカ、タンザニア支部支部長にして、このクラブの主催‥
女性だが判断が的確で助かってはいる、俺を緊縛師として回しているのもジルドの采配。
「とりあえず衣装だけは着せるか‥
アフリカにまで来て、白人が白人を責めらるのを見に来るとは‥
まだまだ格差は抜けんと言うんだろうな」
人種差別なんて言葉が消えそうな雰囲気だが、決してそうでは無く、此処タンザニアでも白人が強いのが当たり前の世界。
・・ダルエスサラーム・・
アラビア語のダール・アッ=サラームが語源で、平和の家・平和の地という意味‥
その意味ほどこの街は平和じゃ無く、占領地だった時期が反映されてか、白人やアラブやインド系が力を持ち、現地アフリカ人は微妙な立場の中にある。
(ジャングルかサバンナがある地域だったら何処でも良いと言ったのは俺だがな)
選択を迫られた時に俺が言った言葉‥
向こうはそれを重視してくれ、このタンザニアを選んでくれ、日本から密航でタンザニアに来たんだ、俺的には不満は無い。
∞∞∞∞∞
「・・ショーの下準備だ、これを着れっ!!」
「・・・はい・・・」
相変わらず調教者に対し、厳しい言葉と態度で接するのは変わっていない‥
非情な調教師、それが俺のプレイスタイルであり、命令とキツい調教で女を堕とすのが俺流。