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契約的束縛・誘惑なる秘密
第9章 香港ーまさかの出逢い
「コイツ1人だったらな簡単に始末出来るが、多分何時も組んでいるミン・ロンチャン辺りが五月蝿い‥
あれで知恵はずば抜けて高いと来た、ロンチャンと後1人イン・ウードゥ‥‥離せられれば簡単に始末出来るものを全く」
「ミン・ロンチャンにイン・ウードゥ??」
「ああ、半端者と言っても知恵も力もある、上手くCross selsにもツインドラゴンにも取り入り、漁夫の利をせしめている連中だが、ツインドラゴンと関わりがあるせいで、簡単には手出し出来ん‥
‥‥適度に折檻して放り出せ、殺すなよ」
「「「はい」」」
どうやらワン・レンって男は使い走りという雰囲気、ミン・ロンチャンとイン・ウードゥだったかな?
こっちの2人の方が危険視されているんだ、香港って勢力争いが強いから、手を出すと報復もある、そうライランは言いたいんだろうね。
「まあこっちはこれで良い‥
用があって来たんだろコンラート、別室で聞く、サザンクロスもどうぞ」
「そうさせて貰いますよライラン」
「お付き合いさせて貰いますわ」
後始末を尻目に、ライランに連れられ別室へと向かう‥
でも少し気になるの、ワン・レン、イン・ウードゥ、ミン・ロンチャン、どうして引っ掛かるんだろう、私自身も何故なのか分からない。