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契約的束縛・誘惑なる秘密
第10章 ドイツー久し振りの堕ち技
「俺用サーバーを経由して‥‥
あバレたらヤバいから、ダミーに他も経由‥‥んで、ドイツ国内全ての空港の監視カメラに浸入っと‥‥」
「・・・宮野、1つ聞いて良いか?」
「なになに本郷さん??」
「これはハッキングと言わないか?」
「あははは言うかも‥‥じゃなくてハッキング、勿論バレるとさ捕まるけど、バレない自信もあるんだ俺‥
でさルーク、調べてる人物の顔写真ってない?」
「あるにはあるが古い」
「古くても何でも!
人間歳を取っても、簡単には骨格とかは変わらない‥
それを利用して、俺のサーバーから顔認証システムを浸入させて、目的の人物に近いのだけピックアップする‥‥努力の賜物たんだけどなぁ‥‥」
お手本にしたい物を色々と探して、俺用にアレンジし容量が高いサーバー保存‥
日本に居た頃、主宰が組事務所に中央と繋がっている端末を使いに行くのを思い出して、俺なりに何処に居ても繋げるルートを作ろうと思ったのが始まり。
「宮野の言い分だと、目的の人物を自動検索」
「もっと端末があれば、こっちでの処理が早くなるけど‥
アメリカサーバーでは検索までだから、後はドイツでやらなきゃダメなんだ‥‥‥って、来た来たーー!」
この端末に送って来る検索結果‥
やっぱり端末1台だから、見比べるのは時間が掛かるじゃん。