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契約的束縛・誘惑なる秘密
第10章 ドイツー久し振りの堕ち技
∞∞∞∞∞∞∞∞
驚いた、ラスベガスに行った宮野が、こんな事をしていたなど、俺は思っていなかった‥
ただクラブで有名になっている、それまでは知っていたが。
「ほら俺ってさ、腕力は無いし戦力外じゃん?
だから俺に出来る事は何だろう、そう考えたら此に行き着いたんだ、PCなんてゲームの延長じゃね??」
「ゲームとハッキングは違うと思うが‥
宮野が努力していたのは分かるな」
「あっ!
本郷さん誉めて誉めてーー!!
俺にでも出来る事、漸く見付けた‥‥もう足手まといはご面倒なんだよ」
「ああ、宮野は宮野らしくだ‥
俺は筋肉馬鹿だしな、頭脳プレイだって必要‥‥だろ宮野?」
足手まとい‥‥
あの逃避行の時の‥‥
何も出来る事が無いと嘆いていた宮野が、この1年で此処まで成長しているとは‥‥宮野も必死だったんだな。
そんな宮野は端末に夢中、それを見てルークは何事か考えているよう‥
こればかりは俺の出番は無い。
「・・端末増やすか宮野?
本部に言えば幾らでも増やせる」
「マジ!?
じゃ‥‥部屋のスペースもあるから後4つが良い!
ついでに言えば、勉強も書式で渡してくれれば、端末に入れて覚えるから」
「どうやら宮野には、その方が効率が良さそうだな‥
出来ないかルーク?」