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契約的束縛・誘惑なる秘密
第10章 ドイツー久し振りの堕ち技
「最低でも仁科達が帰って来るまで普通かあ‥
ちょっと面白かったってのに、予想以上にリンリーが快楽に溺れるから」
「期間から考えて平均値だと俺は思うが、此処は記憶処理も売買も一緒、見る気になれば最後まで見れるぞ宮野?」
堕ちた女を最後まで見る?
冗談じゃない、突き付けた契約内容は美波と一緒、それなのに簡単に堕ちた向こうが悪くね??
なんで俺が調教後の記憶処理や、人身売買まで見なきゃならないんだよ、調教師の役割と違うだろって。
「‥‥別にいいや、堕ちた女に興味なんて無い」
「俺は見る価値があると思うけどな‥
‥‥日本に居た頃、多少は外と関わったが、殆どの事は主宰1人でこなしていた‥
今はどうだ?
主宰が居ないんだ、記憶処理や売買も覚えなきゃいかん‥‥4人で調教師をやるならだ」
「‥‥‥本郷さーん‥‥‥」
本郷さんの言う通りだよ‥
何でもかんでも主宰に任せっ切りで、俺なんかタッチする事すらしなかった‥‥だけどそれじゃダメなんだ、今度は全て覚えないと日本じゃやっていけない。
バカだなぁ俺、相変わらず甘え癖が直ってないってか‥
本郷さんの方が、しっかり前を見据えてる、何が必要か何が不必要か見極めて、必要がある事柄は積極的に覚えよう、身に付けよう‥‥俺も見習わないとダメなんだ。