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契約的束縛・誘惑なる秘密
第16章 香港ー前途多難
「美波の唇スゲー柔らかい」
「宮野さんの唇も‥‥」
「要って言って美波?
美波に呼ばれるの凄い好き」
「‥‥要‥‥私も好き‥‥」
「美波っっ!!」
「んんっ!」
触れるだけの唇から舌が伸びて来て、絡め取られ激しく交わる‥
唇も舌も口内も唾液さえ、全てトロトロに溶けて行く感じで、溢れる唾液が口端から流れても尚も互いに唇を離さない。
「美波‥‥美波‥‥ずっと触れたかった、俺スゲー我慢して我慢して、やっと美波に触れられる‥‥」
「待たせてごめんね要‥‥
一生懸命頑張って、それでも1年以上掛かって、辛かったのは要の方」
「我慢した分いっぱい美波を頂戴?
俺、美波だったら何処でも舐める、隅から隅まで全部」
「‥‥‥あっ‥‥‥」
言葉通りに唇から離れた要の舌が唇が離れ、頬から首筋に回り耳をペチャペチャ‥
耳に響く卑猥な水音に、私の快感も上がってゆく。
「要‥‥いゃん‥‥」
「耳舐められるの好き?
‥‥此処で押し倒したいけど、美波が痛いよなぁ‥‥ベッドに行こう?」
「‥‥‥うん‥‥‥」
元々此処は宮野さんに当てがわれた部屋の中、物が多いけれど最初からあるベッドスペースはそのまま‥
要に抱き起こされ、ついでだからと服を全て脱がされて、ゆっくりとベッドに押し倒された。