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契約的束縛・誘惑なる秘密
第17章 日本ー漸くの下準備という受難



「誰かを思う気持ちはルークにだってあります、普段は仏頂面で隠していますが、優しすぎるんですルークは‥‥
優しさを強固な賢人という仮面で隠してしまう、何時からですかねああなってしまったのは‥‥原因の半分は私にありなんでしょう」


「どうして‥‥と聞くのは違うんですね‥‥
‥‥仮眷族‥‥」


「‥‥そうですね‥‥
元々ルークは暗殺と暗躍を主として育ちましたが、何分居城から出た事すら無かった箱入り状態、それを連れ出したのは私、その頃は素直な少年でした‥
ですが少年も月日が立てば大人になる、大人になったルークは私の手足として動く事を望み、そして私を庇い銃弾に撃たれたのを私が助けました‥‥仮眷族として‥‥」


「それで?」


初めて聞くルークの過去、ルーク自身100年以上生きている事は知っているけれど、ルークから過去話は一度も聞いた事が無いの‥
それこそ頑なに、自分の過去は言いたくない、私はそう思っていた。



「仮眷族になる前から、ルークには内々ですが妻がいました、ですが彼女は年老いる自分をルークに見せるのを嫌がり、ルークの元から去り‥‥その頃からでしょうか、ルークがあんな性格になってしまったのは‥‥
今はもう昔見せていた、あの微妙に空気を読まない性格すら見せない、私にも何処か1歩引いているように見えるんです」


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