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第17章 日本ｰ漸くの下準備という受難

「これだけで躰を震わせ快感に染まる美波は良いですね、私の手でもっと乱して欲しい、そう言っている感じが堪りません」


「ぁぁ耳元で、煽らないで悠人」


「嫌ですよ、私は乱れる美波が見たい」


耳や首筋に唇を這わせながら、簡単に上着を脱がされてしまい、軽いタッチで胸に触れながら、ブラウスのボタンを１つずつ外され、見えたブラの隙間に仁科さんの唇が少しキツく吸い付いた。



「あんっ！」


「くすっ、キスマークが見えてしまうでしょうか？」


「あ‥‥後で消しますっ！！」


仁科さん絶対にワザとだ！
だって、だって、この場所だったら、少し前が開いた服でキスマークがバレバレだもの、そして簡単に消せるのも知っていてやってるんだからもう！！


そんな仁科さんはキスマークに満足したのか、ブラを下に引き摺り下ろし、両胸を包み込むように揉み出した。



「ああん胸ぇぇ‥‥」


力強く揉まれるより、触れるか触れないかのタッチで揉まれる方が敏感に感じる、ゾクッとする快感の中で両乳首をキュッと摘ままれれば、躰が痺れるような快感にビクビクと動いてしまった！



「あぁっっ！！」


「おっと！
そんなに焦れるほど感じました？
それとも胸ではなく、こちらですか？？」