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契約的束縛・誘惑なる秘密
第18章 日本ー山口で語る美波の過去
∞∞∞∞∞
「俺にすれば使わないでくれると助かるがな、あんな思いは二度と御免被るんだよっ!
説明の付かない力をどう説明すりゃいい?
周防老にどう言やあ良いんだ」
「‥‥‥ではこう言って下さい‥‥‥
"Cross sels盟主が直接話をしましょう、噂を恐れないのならば話し合いの席で待つ"と、そして磐田嗣貴方にも証拠になる言葉を1つ"ゴールド・クルス"‥
裏に長く居る周防老でしたら知っている筈、この名の意味を‥‥長く噂される悪魔の名を‥‥」
「仁科さん!?」
私自身が持つ切り札の1つ、Cross sels盟主としての私の名‥‥
美波は驚いていますが、日本で安定して私達が居れるようになる為だったら、私はこの名前を使おう。
世界中に噂されるゴールド・クルスの名と、それに不随する悪魔のような話、それで道が開けるのであれば、昔の私に戻って差し上げます。
力など使わなくとも、私のこの名の威力は絶大‥
日本支部に居る間に調べた、Cross selsが初めて日本の暴力団と手を組んだ時、私のこの名を出して盟約した、密約なれど周防老クラスであれば知っていてもおかしくは無い。
「そのまま言えば良いんだな?
分かった、周防老にそう言おう‥‥
ところでだ、周防老自身は広島なんだが、泊まる宛てはあるのかお前ら??」
「「「「無い!」」」」