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契約的束縛・誘惑なる秘密
第19章 日本ー周防一尊という男
「それが1人の事か、代々継いでいる名か、判断する事は出来ますか周防老?」
微妙な駆け引き、話術は私の得意とするところ‥‥
そして本郷さん達は気付いているんでしょうか?
美波は気付いているようですが。
「・・・出来ぬな、Cross selsの闇は深い、ワシは昔からCross selsというものを見て来たが、幾ら排除しようとも次から次へと湧いて出おる・・
だがの、その頭の首を取ればどうなる?また新しきゴールド・クルスが誕生するだけか??」
「‥‥‥さあ‥‥‥
盟主になるには資質が必要、無闇矢鱈に盟主にはなれません、そこが貴方方とCross sels盟主の違い‥‥
頭が切れる、腕っぷしが強い、肝が座っている、そんな理由で盟主は出来ないんですよ、もっと根本的な資質‥‥そう、流れる血からして違う、潜在能力が違う、人の領域を遥かに超える能力、これが無ければ世界中に何万何十万と存在するCross sels盟主は務まりません」
「化け物が闇を制するか、だが今見た限りお前には何も無いように見える・・
どれ試して見よう、この周防の目に叶うかどうか、もし叶えばお前達の話を聞こう」
周防老の言葉に‥‥この大広間の回りに配置されいる組員が動く!!