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契約的束縛・誘惑なる秘密
第19章 日本ー周防一尊という男
「ぐっっ!?」
「がはっ!!」
「う"っ‥‥‥」
少しずつ倒れていく男、それでも私の攻撃は止まらない!
今度は私から相手に向かい走り、片足を軸に数人纏めて回し蹴りをおみまい!!
「があぁぁ!!」
「散れっ!
この女っ、固まっていれば一纏めに来るぞっっ!!」
「‥‥距離を離したから?
貴方達より私の方が素早さは高い‥‥
‥‥チンタラやって無いで、全員纏めて掛かって来なっっ!!!」
こういうのって啖呵って言ったよね?
昨日遅くに、みんなで見ていた暴力団抗争という映画に、私も感化されたみたい‥
ちょっと言ってみたかったのよ。
「っっ!
ざけんなこのアマぁぁ!!」
「全員でやれや!
押さえればこっちのもんだ!!」
「‥‥‥!」
引っ掛かった!!
これを狙っていたの、仁科さんは隠し刃は使うなと言ったけど、力を使うなとは言って無い‥‥
殺さない範囲で、それは勿論分かってる、だとすれば使う力は1つだけ‥‥決まっているでしょう?
「行けぇぇぇぇぇぇ!!!」
「‥‥‥‥‥」
残っていたのは15人くらいかな?
それが一斉に私に襲い掛かり、手や躰を拘束、ちょっとした人団子だよねこれ。