この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛・誘惑なる秘密
第20章 日本ー因果応報
仁科さんの爆弾的発言に、私の方がビックリ!
萌えって‥‥何処か方向性が違うような気がする、それに気付いて仁科さん!!
「さっさと降りて来いよ、じゃないと目立つぞぉ!」
「目立つのは宮野の声のせいだがな」
「くすっ‥‥
少し見せ付けましょうか?
‥‥‥叫ばれた意趣返しとも言いますがね」
「に‥‥仁科さん!?」
こういう時のにこやか笑顔は怖いのっ仁科さんは!
そして仁科さんの取った行動は、スクッと立ち上がったと思ったら、私をお姫様抱っこにし持ち上げ、わざわざ宮野さんの真正面に飛び降りたの!!
「げっ仁科!?」
「何ですか宮野?
宮野が降りれと言うから素直に降りたまでですよ」
「美波‥‥仁科を止めてくれ‥‥」
「えっ?えぇっっ??
これって私のせい!?」
ちょっと意地悪仁科さんは中々止められないの――!
何とかして欲しいのは私の方なんですけど‥‥誰も構っていないよ‥‥
「と‥‥取り合えず下ろして下さい仁科さん」
「‥‥ええ‥‥
地上でしたら危ない事はありませんから、ぞうぞ美波」
「「過保護」」
「何か言いましたか本郷さん、宮野??」
こういうのを泥沼って言う‥‥‥じゃなくて、こうして言い合うのが楽しいの、仁科さんだけじゃなく、本郷さんも宮野さんも‥
だから言い合うのは直ぐ終わる、これがみんなの良いところ。