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契約的束縛・誘惑なる秘密
第5章 ドイツー少しの安らぎー
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「何処行けば良いんだよ、仁科のバカぁー!」
フランクフルト国際空港に着いたけどさ、何処にって話が全然無いじゃん!
俺ってこれから何処に行けば良いの??
「あーヤバ‥‥
英語とドイツ語混在じゃん、ドイツ語分からねーー」
勢いで来たは良いが、ヨーロッパ系って文字が全く分からない‥
主要な場所には英語でも書いているけど、コンビニとか普通の店とかはドイツ語で、飲み物1つ買うにも苦労しそう。
で、水くらいは欲しいなぁーと彷徨いていたら‥‥
「・・・宮野っ!!」
「へっ!?
・・・その声・・本郷さんだぁ!!」
ちょっと見回せば、本郷さんがこっちに歩いて来ているのが分かる‥
やっぱデカい本郷さんだよ、ドイツでも一際目立つじゃん!
「宮野元気だったか?」
「本郷さーん!
助かったぁ、俺迷子になりそうだった」
「それは俺も同じだ‥
その様子だと元気みたいだな」
「本郷さんは、すげー日焼け」
「アフリカでジープばかり乗っていたんでな、現地人並みに黒くはなった‥」
真っ黒本郷さんってのもワイルドで良いかも、元々筋肉隆々ワイルド系だけど‥
それにしても本郷さんの隣にもう1人?
ドイツ人だよな、白人系だし‥
なんで本郷さんと一緒??