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契約的束縛・誘惑なる秘密
第5章 ドイツー少しの安らぎー
「‥‥はあ‥‥
良いですよ話しても、聞いた後の反応は私は知りません」
「仁科さん、それはちょっと‥
何て言えば良いのこれ?
初めはね反対されていたの賢人に‥‥
いきなり仁科さんが選んだ人に、ピアスを渡し居城に入れる事、賢人は反対の意向だった」
「何度も実力は確かと私は言いましたよ、それを聞かない向こうも向こう、そんな攻防を半年はやってました‥
元々今の賢人は頭が固く利己的で、私は好きになれませんでしたから、丁度良い掃除です」
「掃除ってなぁ‥‥」
「という事はまさか‥‥」
「そうなの、仁科さんの逆鱗に触れて、反抗していた賢人は仁科さんの力で一掃、その後任でまた揉めて、気付けば1年超えていたのよね」
「「実力行使‥‥‥」」
揃って私を見る目は呆れた瞳、だから言いたく無かったんですが‥
言ってしまったものは、後には戻りませんよ?
「私や美波、そして本郷さん達の為にならないのであれば、あの賢人達は不要‥
代わりは幾らでもいるんです、新しい賢人は皆私の息が掛かった者ばかり、今度は反抗しませんでした」
「日本に居た時から嫌がっていたよね?」
「まあ確かに‥‥
あの賢人達は、私が居城を飛び出してから代替わりしたので、私の手が回らなかったというミスもあり‥‥‥言い訳ですかねこれは??」