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契約的束縛・誘惑なる秘密
第5章 ドイツー少しの安らぎー
「仁科も無茶するな、良くそれで通ったもんだ」
「私的には我慢しましたが?
ただ何事にも限度というものがあります、怒らない訳ではありませんからね私も」
「げっ、仁科を怒らせたらあの世逝き?」
「何故宮野に怒るですか私が??
最近は美波が怒る方が怖いです、賢人を粛清しましたが、その後で美波に怒られました、勿論手加減の無い力付きで‥‥」
「嘘っ!
それもバラすの!?」
「私だけは無いでしょう」
「あーもう‥‥‥」
幾ら治りが早いといっても、怒る美波の力をマトモに喰らって、骨の数本は折れたのは確かなんですが‥
多少の意趣返しなんでしょうこれは、悪意の無いですけど。
「元々一番強いのは美波だからな、今更大きな驚きは無いんだが‥‥」
「そうそう、美波が一番強いのが良いんだって‥
と言いながら、俺も本郷さんも怒られた」
「あの時は口だけです!」
・・・ああ!
あの逃避行のフリフリワンピの件、確かに美波はかなり怒っていましたね、笑った私にも矛先が来ましたが。
今は完全に制御が出来るようになった、自然の力というオマケ付き‥
私と同じであまり怒る方では無いですが、逆に怒った時は凄まじい力を発揮する‥‥それが今の美波。