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契約的束縛・誘惑なる秘密
第6章 ミュンヘン-調教師と調教者

車は旧市街の中のアパートに到着、そして此処は中心部のすぐ側で、Cross sels(クロスシールズ)中央が運営しているSMクラブにも近い絶好な立地条件。
何よりも一番良いのは、丁度良い大きさの部屋がルークの分も合わせてある事!
プライベートスペースはしっかり完備されていて、共有部分になるリビングやダイニングも広めで、暫く過ごすには快適な環境。
相変わらず食事問題は残るけど、1階下に無階級からなる専門スタッフは居るらしい、極力入らないらしいけど。
「1人1部屋か、日本に居た頃を思い出すな」
「なー仁科ぁ、ドイツにもゲーム機ってある?」
「さあ?
その手は分かりません、ですが日本のようには無いと思いますよ」
「またパソコンかよ、オンライン対戦メンドー」
「くすくす‥‥」
それでもやるのが宮野さんなんだよね、そして夢中になるのもみんな承知、差し障りが無い限り宮野さんのゲーム好きにはタッチしない、こんな暗黙のルールも前はあった。
少しでも宮野さんを自由にさせてあげたいから、それがみんなの思い。
「部屋は言った通りで良いですか?
それと私と美波は‥‥変装です」
「「変装??」」
こればかりは見てからのお楽しみ‥‥でしょう?

