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契約的束縛・誘惑なる秘密
第6章 ミュンヘン-調教師と調教者

「この区画の反対側に飼われている男女が居り、中心の区画が支部スペース、そしてこの区画の向こう側が調教師が待機したり居住したりしている区画‥
調教から記憶処理、搬送まで此処1ヵ所で賄うように作られていますね」
ザッと説明して貰ったけど、見た目以上に規模が大きくね?
やっぱりゲーム方式で覚えようとする俺、色々試してさ、これが一番早く覚えるって学習した訳。
「空き日だから、お試し調教も出来るよ宮野さん?」
「先ずは支部長に会ってですが、多分すぐ終りますよ‥‥向こうは私達より階級が下ですからね」
どんだけ確信犯よ仁科って?
そりゃさ、盟主なんてCross selsのトップなんだから、頭は良いんだろうけど、手回し良すぎーー!
地下を5分くらい歩いたかな、途中から無機質な白壁の場所に入った、これが支部スペースだとは思う‥
その場所の奥の扉で仁科は漸く立ち止まった。
「コンラートです、宜しいですか?」
「ああ待っていた、入ってくれ」
あれ?
コニーというから女だと思っていたら男だった‥‥なんて言わない方が良いんだよなぁー
中に入れば、仁科のような金髪白人が1人、この人がコニー・ライト‥
ミュンヘン支部長ね、はいはい。

