この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛・誘惑なる秘密
第6章 ミュンヘン-調教師と調教者

∞∞∞∞∞
支部長であるコニー・ライトの挨拶が済んでから、仁科は俺達を調教師スペースへと連れて来た‥
その中でも此処は仁科達が普段から使っている場所らしい。
「此処の端末から全ての調教者の現在を見る事が出来ます、各部屋に監視カメラが付いていますので‥
これと個人的嗜好のプロフィール、そして客の要望からショーの構成が決まる仕組みです」
「そっちの書面の方は?
ドイツ語では俺は読めん」
「こっちは客の要望の方、調教師は何でも出来ると思っているんですかね、かなり好き放題書いていますよ」
「お客さんって、調教師側の事情を知らないから‥
調教者さえ居れば‥‥って感じなのよね」
「調教師も得意範囲は別々、それを理解しないのは何処でも同じなんだな‥
だが、それをフォローするのも調教師だろ?」
「ええ、私もそう思います‥
ですから今、まだ方向性が決まって居ない調教者を検索中です‥‥お試し調教は他の調教師も覗きますから、腕の見せ所ですよ本郷さん」
もしかして俺と宮野でやるのか?
だが相手が宮野だったら即興でも何とかはなる、伊達に何年も一緒にやっていた訳では無いんだ、それは仁科も知っている事。

