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契約的束縛・誘惑なる秘密
第7章 ミュンヘン-過去の遺恨
だってさ、そんな格好はヨーロッパならではだし、俺って一度軍服って着て見たいんだって!
「行きたい、行きたい、行きたーーいっ!!」
「‥‥ですってコンラート?」
「私は気乗りしませんが仕方が無いです」
「俺はどちらでも構わん」
「じゃ行こうぜー」
押して、押して、押し巻くってやるーーー!!
どうしても行きたくて、ゴネてゴネて渋い仁科を頷かせ、イベント会場行きゲット、やったぜ!!
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「賑わってるな」
「私はこの格好でも違和感が無いので良いですけど」
「あっ、あれ俺でも知ってる、ナチの軍服だろあれ、格好良いなあ‥‥」
「‥‥今は良いんですね‥‥
ドイツも開放的になりました」
感想は様々だけど、イベント自体は楽しい雰囲気なんだ‥
俺はほら、あまり誰かと一緒に遊んだ事が無いから、みんなと一緒に来たかったんだよ。
俺の本当の大切な仲間は、この3人しか居ないから。
「あー貸し服あるじゃん、借りよう本郷さん仁科ぁー
あ仁科って呼んだらは不味いのか」
「クラブ内以外は構いませんよ宮野」
「んじゃ仁科も着替えー!」
「ちょっ宮野っ!?」
本郷さんと仁科を引っ張り貸し服屋へGO!
みんな何が似合うかな??