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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
翌日…

ピロン…
【里緒さん、明日お時間空いてますか?もし宜しければランチでも…】

そう、亨からの誘いだった。少しでもいろいろなことを知りたいと思う亨だった。

【明日は空いています。構いません】
【良かった!では、12時頃には迎えに行きますね。】

そうして決まった早すぎるほど急な初デートだった。

「…そぉだ。」

重たい腰をあげた里緒は部屋を出て星夜の執務室兼自室の扉の前に向かう。ノックをして中からの返事を聞くとゆっくり戸を開けた。

「星夜、今良い?」
「はい、何でございましょうか。」
「明日…ね?ランチに誘われたの。12時頃に迎えにくるって。」
「三上様ですか?」
「ん…」
「かしこまりました。頭に入れておきます故。」
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