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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
聞き慣れないエンジン音を耳にした星夜。ふと立ち上がり窓から下を見ると、数時間前に見送った車が来ていた。
「お帰り…ですか。」
そう呟くと、玄関に向かって降りていく。
「…やはりそうでしたか。」
そうして、少し離れた所から待っている。少しすると車内から里緒が降り、その後に亨も降りてくる。
「じゃぁ、また。」
「はい。今日はありがとうございました。」
「こちらこそ。」
そうして車に乗り込むこともなく里緒を見つめている亨と、振り返った瞬間に星夜を見つけた里緒。
「お帰りなさいませ、姫。」
「星夜、…ん、ただいま!」
里緒の背中越しに星夜は亨に深々と頭を下げて挨拶を済ませ、里緒を屋敷の中に連れていった。
「お帰り…ですか。」
そう呟くと、玄関に向かって降りていく。
「…やはりそうでしたか。」
そうして、少し離れた所から待っている。少しすると車内から里緒が降り、その後に亨も降りてくる。
「じゃぁ、また。」
「はい。今日はありがとうございました。」
「こちらこそ。」
そうして車に乗り込むこともなく里緒を見つめている亨と、振り返った瞬間に星夜を見つけた里緒。
「お帰りなさいませ、姫。」
「星夜、…ん、ただいま!」
里緒の背中越しに星夜は亨に深々と頭を下げて挨拶を済ませ、里緒を屋敷の中に連れていった。