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華の王妃
第2章 離宮の妃
「姫は妃はまだ回復せぬか。」
お産が済んでひと月経っても蒼白な顔で寝台に横たわる妃の姿に
アトラスはいら立ち気に医師ユリウスに顔を向ける。
「お妃様は出産に沢山の血を流されました。今少し回復に時間がかかると
思われます。」
「ふむ・・ 難産だったゆえな・・ だが、俺は気が短い。多くは待てぬ。」
アトラスは苦し気に眉を寄せる妃の顔を覗きこむと口づけを落とし強引に口内へと
舌を滑らせる。
突然の口づけに驚いて目を見開いた妃に好色な目を向けると薄い寝巻の胸もとへと
手を差し入れた。
「這っておるな。今宵も俺がここを楽にしてやろうほどに。」
「あ・・いや・・ 」
「遠慮するな。痛むのであろう。」
アトラスは乳首をぎゅっとつまむと乳首から白いものがじんわりと零れ出る。
「王・・無体な真似は・・ 」
「わかっておるわ。皆部屋から出て行け。」
アトラスの命令にユリウスも女官も一礼し部屋から出て行く。
「さぁ、俺に見せてみよ。すぐに楽にさせてやろう。」
「いえ・・大丈夫です・・どうか・・他の方の元へお渡り下さい・・」
「そなたは王妃ぞ。苦しむそなたを置いて他の女のところへなど行けようか。」
アトラスはあっと言う間に寝巻の腰ひもを解くと慣れたようにまろび出た
二つの美しい膨らみを口に含む。