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サイレントエモーショナルサマー
第8章 燃ゆる
恥じらいもなにもなく煌々と電気のついたリビングで服を脱いだ。ソファーの片隅に鞄とまとめて置いて、ベッドの縁に腰かけて私を待ち受ける隼人の元へと歩を進める。
「シャワー浴びたい?」
「どっちかって言うと浴びたい」
「あっそ。じゃあダメ」
聞いたくせにダメなのか。まあ開いた股の間の隼人のモノを見れば致し方ないと思った。触ってもいないのに涎を垂らして勃起しかけている。
「向こうむいて、はい、手」
言われるがまま隼人に背を向け後ろで腕を組んだ。隼人は鼻歌を歌いながら私の左手首と重なった右肘のあたりをバンデージのようなもので纏め上げ、反対にも同じことをする。どきつい蛍光ピンクのよく分からん拘束グッズが彼のお気に入りだ。
拘束を済ませるとベッドに腰掛ける。大きく開いた足の間にしゃがみ込んで、ぬらぬらと照った隼人のモノに口を寄せた。
「あー、やべ。やっぱしーちゃんの口が一番いいわ」
手が使えない為に四苦八苦してモノの先端をやっと咥えると口の中でむくりと質量を増した。唾液を絡ませ舌先で鈴口を舐めあげる。
強弱をつけ吸い上げたり、竿に吸い付いて根元から先端へと舌を這わす。睾丸を口に含んでころころと転がせば隼人は必ず呻き声をあげる。
私の口元が先走りと唾液でべたべたになるまで隼人は一切手を出さない。奥まで咥えて咽ようが、顎がつかれて彼の太腿に頭を預けて休もうが、彼はベッドに手をついたままなにもしないのだ。
歯を当てないようにしながら強く吸って可能な限り頭を動かした。息苦しくなって彼のモノを口からだし、筋肉質な太腿に頭を預ける。
「いい顔してんじゃん」
今日はこの辺で第一関門突破らしい。私の口に親指を突っ込んで恍惚とした笑みを浮かべた隼人はがしりと頭を掴むと、低い声で咥えろと命じた。
「んっ…」
咥えると私の頭を動かしてゆっくりと奥までモノを突っ込み、止めることなくこれまたゆっくりと引き抜いていく。次第に奥で止める時間が長くなる。息苦しさでジタバタもがくと抜いて、私の息が整うとまたゆっくりと奥まで入れていく。
「チンコ咥えてうっとりしちゃって。ホントしーちゃん変態だな」