この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイレントエモーショナルサマー
第17章 ricordo
言葉にするのが面倒で、キスをした。強く唇に吸い付いて、熱い下唇を食む。唇の端にもちゅっと吸い付いて、それから耳の付け根にも口付ける。これが気持ちいいと教えてくれたのはあなたよ、とそんな思いで耳たぶを甘く噛んだ。

尻を揉んでいた手が身体を滑り上がってくる。両手はそっと乳房に触れて、すっぽりと覆ってしまう。

「藤くん…っ…そこ、」

少ない脂肪を押しつぶすように刺激しながら、時折伸ばした指が脇のあたりをさする。声を漏らして身体を浮かすと、逃がさないとばかりに下から強い衝撃。

「んぁ…っ…あっ…」
「脇、嫌ですか?」
「こそばい…んん…っ…」

新たな弱点を教えてたまるかと腰を上下に動かした。落とすたびに奥に突き刺さる感覚で、私の口からは乱れた声が逃げていく。

「藤くん…、ちゅ…ん、キスして…」
「言い直す余裕があるようで」
「いいから…っ…」

応じてばかりだった藤くんが私の唇に優しく噛みつく。口を開いて待ち受けた舌がぬるりと入ってきて、歯の内側を撫でる。ぞくぞくと身体の奥底から揺さぶられる感覚に思わず涙が出る。

「ん…っ…ふっ…ん、」
「うっとりしている志保さんに素敵なお知らせがあります」
「な、に…っ…あっ、ちょ、おく…っ」
「俺は昨日、お預けをくらいました」
「そ、だけど…」
「でもってそろそろお分かりかと思いますが、俺は、正直志保さん以上に性欲が強いです」
「…へ?」
「昨晩は今日を思って抜いてない訳です。イコール今日は気絶コースになります」
「えっ…ちょ、ちょっと、まって…っ…」
「動かないって言ったの撤回します。もっと泣いてください。もっと、俺を見て」
「あっ…んんっ…」
/586ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ