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お前がすきでたまらない
第22章 ユキ
「・・・そう・・・」
何か考えるようにユキは言った


「・・・事情は分かったわ」
「三か月の間だけなのね?」
その言葉にまた胸がズキンとした

「ああ・・・」

「じゃあ、3か月後あの子はどうするの?」

「・・・」

「それから一人で生きて行くの?」

「・・・」

何も言えない俺だったが言えないだけで考えてない訳じゃなかった





もし・・・
もしもだ


3か月たってもこのはが俺と居たいと言ってくれたら・・・

俺がこのはを離せなくなっていたら・・・

今も十分に・・・

今までこんな気持ちになった事はない位・・・

このはで頭がいっぱいなのに・・・

三か月でさよならなんて・・・

俺に出来るだろうか?



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