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お前がすきでたまらない
第30章 信の青春ノート
「おい」
「お前ら何してんだ?」
ひと際ガタイの大きい男が現れた
(もう一人、仲間が来たのか・・・)
俺は項垂れた
「は?」
「なんだ?お前?」
「何してんだって聞いてるんだよ」
「こいつがぶつかってきたから治療費もらったんだよ」
「なに?もんくあんの?」
「ああ、文句な」
「あるよ」
「俺の後輩に何してんだ」
「なに?」
「友達?」
「なら、お前も治療費払えよ!!」
と言って男が殴りかかった
ガタイのいい男はスルリとかわし相手の手首と肩を後ろに捻った
「いっってぇ」
俺を殴った男が情けない声を出した
「おい」
「お前ら二人、そいつを離せよ」
俺を掴んでいた二人は何が起こったのか理解できないようだった
「聞こえてんのか?」
「そいつを離せって言ったんだよ」
「こいつの肩、本当に治療費がいる羽目になってもいいって?」
二人が俺を解放する
「おい」
「お前ら、落ちてる財布をそいつに返してやれよ」
ガタイのいい男は尚も、俺を殴った奴を離さない
「・・・」
無言の二人は落ちていた財布を拾い俺に渡した
「お前ら何してんだ?」
ひと際ガタイの大きい男が現れた
(もう一人、仲間が来たのか・・・)
俺は項垂れた
「は?」
「なんだ?お前?」
「何してんだって聞いてるんだよ」
「こいつがぶつかってきたから治療費もらったんだよ」
「なに?もんくあんの?」
「ああ、文句な」
「あるよ」
「俺の後輩に何してんだ」
「なに?」
「友達?」
「なら、お前も治療費払えよ!!」
と言って男が殴りかかった
ガタイのいい男はスルリとかわし相手の手首と肩を後ろに捻った
「いっってぇ」
俺を殴った男が情けない声を出した
「おい」
「お前ら二人、そいつを離せよ」
俺を掴んでいた二人は何が起こったのか理解できないようだった
「聞こえてんのか?」
「そいつを離せって言ったんだよ」
「こいつの肩、本当に治療費がいる羽目になってもいいって?」
二人が俺を解放する
「おい」
「お前ら、落ちてる財布をそいつに返してやれよ」
ガタイのいい男は尚も、俺を殴った奴を離さない
「・・・」
無言の二人は落ちていた財布を拾い俺に渡した