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お前がすきでたまらない
第30章 信の青春ノート
「俺が飼うって決めた犬だ」
「ユキは黙ってろ」
「私がパパに言わなかったら飼えなかったわよ」
「正義って名前で呼べ」
「だから・・・呼んでるじゃない」
「正義と書いてジャスティス」
「・・・・プハッ!!!」
俺は二人の言い合いに思わず笑ってしまった
「お?」
「信もそう思うだろ?」
「何がジャスティスだよなぁ?」
確かに・・・
さっき見た子犬はどう見ても雑種で・・・
「俺が見つけた時は瀕死だったんだよ」
「正義・・・」
「それで、どうしても放っとけなくて・・・」
先輩・・・
さっきの仔犬は元気でしたよね
先輩が助けたお陰なんですね
「・・・なのに、ユキが変な名前を付けやがって・・・」
「・・・俺の正義なのに・・・」
「だから、正義って意味じゃないの」
「仔犬のうちは躾が大事なんだ!!正義が困ってるだろ!!」
「色んな名前で呼ぶな!!」
先輩は譲らない
よっぽど仔犬が大事なんだな
それにしても・・・
そっくりな美形姉弟の言い合いはいつまでも見てられるな
なんて傍観していた
「ユキは黙ってろ」
「私がパパに言わなかったら飼えなかったわよ」
「正義って名前で呼べ」
「だから・・・呼んでるじゃない」
「正義と書いてジャスティス」
「・・・・プハッ!!!」
俺は二人の言い合いに思わず笑ってしまった
「お?」
「信もそう思うだろ?」
「何がジャスティスだよなぁ?」
確かに・・・
さっき見た子犬はどう見ても雑種で・・・
「俺が見つけた時は瀕死だったんだよ」
「正義・・・」
「それで、どうしても放っとけなくて・・・」
先輩・・・
さっきの仔犬は元気でしたよね
先輩が助けたお陰なんですね
「・・・なのに、ユキが変な名前を付けやがって・・・」
「・・・俺の正義なのに・・・」
「だから、正義って意味じゃないの」
「仔犬のうちは躾が大事なんだ!!正義が困ってるだろ!!」
「色んな名前で呼ぶな!!」
先輩は譲らない
よっぽど仔犬が大事なんだな
それにしても・・・
そっくりな美形姉弟の言い合いはいつまでも見てられるな
なんて傍観していた