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お前がすきでたまらない
第32章 啓介の決心

「それで?・・・」
課長の鋭い眼力が俺を見据える
「公務だと理解してましたが・・・」
「自分の気持ちに嘘はつけませんでした」
真っ直ぐに課長を見た
「三か月の間、彼女を保護しろとの命令だったはず」
「はい」
「・・・ですが」
「三か月経っても彼女と一緒にいたいと思うようになりました」
「・・・お前・・・」
「自分が何しようとしてるのか理解ってるのか?」
「職務を全う出来ませんでした」
「職務を全う出来ないやつが彼女をどうするって言うんだ?」
「幸せにしたいと思っています」
「辞表をだして?」
「はい」
「警察官のままだと彼女を幸せに出来ない」
「せめて一人の人間として・・・」
「彼女が16歳になれば・・・」
「俺が一生幸せにします」
課長の鋭い眼力が俺を見据える
「公務だと理解してましたが・・・」
「自分の気持ちに嘘はつけませんでした」
真っ直ぐに課長を見た
「三か月の間、彼女を保護しろとの命令だったはず」
「はい」
「・・・ですが」
「三か月経っても彼女と一緒にいたいと思うようになりました」
「・・・お前・・・」
「自分が何しようとしてるのか理解ってるのか?」
「職務を全う出来ませんでした」
「職務を全う出来ないやつが彼女をどうするって言うんだ?」
「幸せにしたいと思っています」
「辞表をだして?」
「はい」
「警察官のままだと彼女を幸せに出来ない」
「せめて一人の人間として・・・」
「彼女が16歳になれば・・・」
「俺が一生幸せにします」

