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お前がすきでたまらない
第32章 啓介の決心
「・・・課長には今まで本当にお世話になりました」


「本気なんだな?」


「はい」


「お前は自分が決めた事は俺が何と言おうが絶対に曲げない奴だ」
「お前は俺に話した以上、後戻りはできない」


「はい」


「お前は・・・あほな所もあるが・・・」
「刑事としては優秀だったな」
「お前は・・・あほな所がたくさんあるが・・・」
「人としていい奴だったな」
「お前は・・・あほであほだが・・・」
「男としては正解かもな」


「・・・はい」

涙が出そうになる

俺と課長の付き合いが長いからこその言葉


「辞表は受理する」
「だが・・・」
「約束通り・・・」
「彼女の保護期間までは続けろ」


「・・・いいんですか?」


「お前には俺も何度も助けられたしな」
「それに、辞めるにしても手続きに2か月程かかる」


覚悟はしてたが・・・
約束の三か月前に辞表を出すとこのはが施設に行かなければならないかも・・・
と、正直不安だった

だが、三か月過ぎたとしてもこのはの施設へ行く事は決まっていて・・・
それから辞表をだしてもすぐには辞められない

一度はこのはと離れないといけなくなる

だから今に決めたんだ

それに犯罪者扱いになってもおかしくない

なのに・・・



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