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お前がすきでたまらない
第32章 啓介の決心

「お前を罪に問うのは簡単だ」
「でも・・・」
「彼女はどうなる?」
「あんな事件のあった後で・・・」
「頼りにしてるお前まで・・・」
「居なくなってしまったら・・・」
「彼女は自分を責めて取り返しのつかない事になるかもしれない」
「・・・って」
「後藤が俺に頭を下げるんだ」
「・・・信・・後藤が?」
「ああ」
「最初はお前のいい所をさんざん話すんだ」
「それから俺が問い詰めると」
「お前が辞めようと考えてるかもしれない事・・・」
「彼女との事・・・」
「そして・・・」
「土下座してさっきのセリフを言ったんだ」
「・・・」
俺は涙を堪えた
「後藤は・・・刑事としては減点だ」
「俺が問い詰めるとあっさり白状してはな」
「だが・・・良い奴だな」
「人としては・・・満点な奴だ」
「俺が話した事は言わないで下さいと頼まれたが・・・」
「お前に言ってしまった俺も・・・」
「課長として減点だな」
「でも・・・」
「彼女はどうなる?」
「あんな事件のあった後で・・・」
「頼りにしてるお前まで・・・」
「居なくなってしまったら・・・」
「彼女は自分を責めて取り返しのつかない事になるかもしれない」
「・・・って」
「後藤が俺に頭を下げるんだ」
「・・・信・・後藤が?」
「ああ」
「最初はお前のいい所をさんざん話すんだ」
「それから俺が問い詰めると」
「お前が辞めようと考えてるかもしれない事・・・」
「彼女との事・・・」
「そして・・・」
「土下座してさっきのセリフを言ったんだ」
「・・・」
俺は涙を堪えた
「後藤は・・・刑事としては減点だ」
「俺が問い詰めるとあっさり白状してはな」
「だが・・・良い奴だな」
「人としては・・・満点な奴だ」
「俺が話した事は言わないで下さいと頼まれたが・・・」
「お前に言ってしまった俺も・・・」
「課長として減点だな」

